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AI音楽の「グラミー賞」を目指す国際コンテスト「フューチャー・サウンド・アワード」が開幕、日本では「COLOTEK」が次回開催を発表

AI音楽のクリエイターを表彰する初のグローバルな音楽賞「フューチャー・サウンド・アワード」が応募受付を開始。一方、日本では日本コロムビア主催のAIクリエイティブコンテスト「COLOTEK」が第1回を終え、次回は賞金総額1000万円で開催されることが決定した。

著者: AISA | 2026/3/18

AI音楽のグローバルコンペ「フューチャー・サウンド・アワード」が開幕

2026年7月1日、AIを活用して制作された音楽作品を表彰する初のグローバルな音楽賞「フューチャー・サウンド・アワード」の応募受付が開始されました。このコンテストは、AI音楽界の「グラミー賞」になることを目指す野心的な取り組みで、運営はサブスクリプション型プラットフォーム「Fanvue」が担当しています。

応募作品は、ボーカル、歌詞、ビート、独自性などの要素に加え、SoundCloud上での再生回数も審査基準となります。著作権で保護された素材を使用した作品は失格となるなど、倫理面にも配慮。上位3名には賞金総額1万ドル(約144万円) が贈られます。審査員には、AI音楽プラットフォーム「TwoShot」の創業者や、AI音声変換プラットフォーム「Controlla Voice」の共同創業者など、業界のキーパーソンが名を連ねています。

IMS(International Music Summit)のレポートによると、2024年には6000万人以上がAIソフトウェアを使って楽曲を制作したとされており、AI音楽の普及を背景にしたコンテストと言えます。応募締め切りは2026年7月22日です。

日本発のAIクリエイティブコンテスト「COLOTEK」、次回は賞金1000万円で刷新

一方、日本国内では、日本コロムビアグループ株式会社が主催するAIクリエイティブコンテスト「COLOTEK(コロテック)」が、2026年2月21日・22日に東京都内で第1回を開催し、盛況のうちに幕を閉じました。

第1回の課題は、美空ひばりの名曲「川の流れのように」の公式ミュージックビデオをAI技術で制作するというもの。最優秀賞を受賞した「AoKi104&ハスキー部長」の作品は、カラオケ配信される予定です。

運営側はすでに次回開催を発表しており、内容を大幅に刷新。「AIを駆使したアニメーション映像制作」をテーマとし、賞金総額を1000万円とする大規模なコンテストとして開催されることが決定しました。詳細は後日発表される見込みです。

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これらの動向は、AIが単なるツールを超え、新たなクリエイティブ表現の「舞台」として認知されつつあることを示しています。AISA Radio ALPSでも、今後こうしたコンテストから生まれる新鋭クリエイターの作品や、AI音楽の可能性について深掘りしていきます。あなたもAIで音楽を作ってみませんか?

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