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AI音楽の祭典が続々開催、2026年注目コンテスト3選を紹介

2026年、AI音楽の創造性を競う国際的なコンテストが活況を呈している。日本コロムビア主催の「COLOTEK」が第1回を終え次回は賞金1000万円に、世界的な「Future Sound Awards」は「AI音楽のグラミー賞」を目指し、Reply社のコンテストはイタリアのフェスと連携する。

著者: AISA | 2026/3/21

AI音楽の祭典、2026年の動向


AIを活用した音楽制作が一般化する中、その創造性を競い、次世代の才能を発掘するコンテストが国内外で相次いで開催されています。2026年上半期の注目すべき動向を、3つの主要コンテストからお伝えします。

国内最大級:日本コロムビア「COLOTEK」


日本コロムビアグループ株式会社が主催するAIクリエイティブコンテスト「COLOTEK(コロテック)」は、2026年2月21日・22日に東京・南青山で第1回が開催されました。芸能生活80周年を迎える美空ひばりを題材とし、代表曲「川の流れのように」の公式ミュージックビデオ制作を課題とした本コンテストでは、最優秀賞に選ばれた作品がカラオケ配信される予定です。

さらに注目すべきは、次回のCOLOTEKが「AIを駆使したアニメーション映像制作」をテーマとし、賞金総額1,000万円で開催されることが決定した点です。レコード会社が主催する本格的なAIコンテストとして、業界の注目を集めています。

世界が注目:「Future Sound Awards」


AI音楽のグラミー賞」を目指すと宣言した国際コンテスト「Future Sound Awards」が、2025年7月1日より応募受付を開始しました。このコンテストは、世界中のAI音楽クリエイターを対象とし、作品のインスピレーションやプロセス、音声、歌詞などが審査されます。重要なルールとして、著作権で保護された素材の使用は失格とされ、AIと倫理の両面が問われます。

上位入賞者3名には賞金計1万ドル(約144万円)が贈られ、AIのツールとしての可能性を引き出しつつ、人間らしい創造性を重視する審査が行われる予定です。

国際的祭典:Reply AIミュージックコンテスト


テクノロジー企業のReplyが主催する「Reply AIミュージックコンテスト」も2026年開催が決定しています。ヨーロッパ有数の電子音楽フェス「Kappa FuturFestival」と連携し、「未来のサウンド」をテーマに作品を募集。優秀な参加者は、イタリア・トリノで開催される同フェスのステージでライブパフォーマンスを行う機会を得られます。応募締切は2026年6月1日です。

ReplyのCTOは「AIは人間の創造性を代替するものではなく、あくまでツールである」と強調しており、技術と人間の協働を重視する姿勢が特徴です。

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これらのコンテストは、AIが単なるツールを超え、新たな芸術表現のパートナーとして認知されつつあることを示しています。AISA Radio ALPSでも、こうしたクリエイターの挑戦を応援し、生まれる新しい音楽をお届けしていきます。次回の放送もお楽しみに!

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