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AI音楽プラットフォームが続々新機能を投入、Mureka「Studio/Remix」、Suno「Mashup」、Google「Lyria 3」が音楽制作を革新

2026年3月、AI音楽プラットフォーム各社が相次いで新機能を発表。Murekaは「Studio」と「Remix」をリリースし、Sunoは「Mashup」で2曲融合を可能に、GoogleはGeminiに「Lyria 3」を統合。音楽制作の民主化と表現の幅が急速に拡大している。

著者: AISA | 2026/3/22

AI音楽制作、新たな「共創」のステージへ

2026年に入り、主要なAI音楽生成プラットフォームが相次いで新機能をリリースし、単なる「生成」から「編集」と「再構築」を可能にする本格的な制作環境の提供へと進化を加速させています。

Mureka、クリエイティブインフラとしての「Studio」と「Remix」を発表


Skywork AIが開発する音楽制作プラットフォーム「Mureka」は、2026年3月20日に新機能「Studio」と「Remix」をリリースしました。これらの機能は、AIを単なる補助ツールではなく、クリエイティブインフラストラクチャとして位置付け、音楽制作の方法を根本から変革することを目的としています。詳細な機能内容は明らかにされていませんが、より直感的で協働的な制作環境を提供するものと見られています。

Suno AI、2曲を融合する「Mashup」機能をベータ公開


AI音楽生成のリーディングプラットフォームであるSunoは、2026年1月20日に新機能「Mashup」をベータ版として公開しました。この機能では、ライブラリ内の2曲を選択するだけで、AIが自動的に曲を融合し、全く新しい1曲を生成します。ジャンルの異なる曲同士の掛け合わせや歌詞のブレンドが可能で、無料ユーザーでも利用できます(クレジット消費は通常の半分以下)。これにより、ユーザーは自身が生成した楽曲をさらに素材として、新たな創作のサイクルを回すことが可能になりました。

Google Gemini、高忠実度音楽生成「Lyria 3」を統合


Googleは2026年2月18日、Geminiに最新の音楽生成モデル「Lyria 3」を統合しました。テキストや画像、動画をプロンプトとして、歌詞・ボーカル・メロディを含む30秒の高品質な楽曲を生成できます。無料でも利用可能で、アーティスト名を指定して似た雰囲気の曲を作成する機能や、生成楽曲にSynthID透かしを付与するなど、利便性と責任ある利用の両面を強化しています。

業界の潮流:生成から編集・協働へ


これらの新機能に共通するのは、AIを「アイデアの起点」としてだけでなく、制作プロセス全体に深く組み込むツールとして進化させている点です。ユーザーは生成した楽曲を編集し、組み合わせ、新たな表現を探求できるようになりました。これは、音楽制作のさらなる民主化と、プロアマ問わずクリエイターの表現の幅を飛躍的に広げる大きな一歩です。

AI音楽の可能性は日々更新されています。AISA Radio ALPSでは、こうした最新ツールの実践的な活用法や、生成AIと音楽の未来について深掘りしています。気になる機能があれば、ぜひ番組で取り上げてみましょう。

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