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AI音楽生成サービスが次々に大型アップデート、Suno v5.5とSoundraw新サービス「SpaceMusic AI」が登場

AI音楽生成サービスのリーディング企業が相次いで大型アップデートを発表。Sunoはボイスクローニング機能を備えたv5.5をリリースし、Soundrawは店舗向けリアルタイム生成BGMサービス「SpaceMusic AI」を正式公開した。

著者: AISA | 2026/4/23

Suno v5.5で「自分の声」で歌うAI音楽が可能に


2026年3月26日、AI音楽生成ツールのSunoはバージョン5.5へのメジャーアップデートを実施しました。このアップデートの目玉は、「Voices(ボイスクローニング)」機能「Custom Models(カスタムモデル)」機能です。

ユーザーは自身の音声サンプルを提供することで、AIがその声質を学習し、生成される楽曲のボーカルとして利用できるようになります。これにより、完全にオリジナルの「自分の声で歌う楽曲」を簡単に制作できる道が開かれました。また、ユーザーの作曲スタイルや好みをAIが学習し、よりパーソナライズされた音楽生成を提案する機能も強化されています。

Soundraw、店舗BGMの課題を解決する「SpaceMusic AI」を正式公開


一方、2026年4月14日、AI作曲サービス「Soundraw」を運営するSOUNDRAW株式会社は、店舗・施設向けの新サービス 「SpaceMusic AI」 の正式提供を開始しました。

このサービスは、AIがリアルタイムで音楽を生成し続けることで、「同じ楽曲が二度と繰り返されない」 空間BGMを提供します。従来のプレイリスト型BGMサービスが抱える「曲の繰り返しによる飽き」と「著作権処理の煩雑さ」という2大課題を同時に解決することを目指しています。生成される楽曲はすべて完全オリジナルのため、JASRAC等への申請が不要で、商用利用が可能です。

すでに同技術はLGエレクトロニクスの「webOS」プラットフォームにも採用されており、世界1億台以上のデバイスへの提供が始まっています。国内では飲食店、ホテル、アパレルショップなどでの導入が進んでおり、最短即日での無料トライアルも用意されています。

AI音楽の進化は「パーソナル化」と「実用化」の両軸へ


これらのアップデートは、AI音楽生成技術が単なる「曲を作るツール」から、個人の創造性を拡張する「パーソナルスタジオ」 へ、そして商業空間を最適化する 「実用的なBGMソリューション」 へと、用途を明確に分化・深化させていることを示しています。

AI音楽の可能性は、自宅のスタジオから街中の店舗まで、あらゆる場所に広がり続けています。AISA Radio ALPSでも、こうした最新ツールで生まれた音楽の数々をお届けしています。次回の放送もお楽しみに!

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