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AI音楽コンテストが活況:COLOTEK終了、SSC8開催中、SUNO VISIONとReplyコンテストが続く

2026年、AI音楽のクリエイターたちが腕を競うコンテストが国内外で活発に開催されています。日本では日本コロムビア主催の「COLOTEK」が終了し、Sunoプラットフォーム上では大規模ユーザー大会「SSC8」が開催中です。さらに、完全ブラインド投票の「SUNO VISION 2026」やイタリアでの国際コンテストも控えています。

著者: AISA | 2026/4/24

AI音楽コンテストが次々と開催、2026年の動向を追う

AI音楽の進化とともに、そのクリエイターたちの腕を競うコンテストが世界各地で活発化しています。2026年4月現在、いくつかの注目すべき大会が進行中または開催を控えており、AI音楽シーンの熱気を感じさせます。

日本発:伝統とAIの融合「COLOTEK」


日本コロムビアグループが主催するAIクリエイティブコンテスト「COLOTEK(コロテック)」は、2026年2月21日・22日に東京・南青山で開催されました。115年以上の歴史を持つレコード会社が主催する本コンテストは、美空ひばりの『川の流れのように』を課題曲としたAIミュージックビデオ制作をテーマとし、伝統と最先端技術の融合を試みました。最優秀賞には「AoKi104&ハスキー部長」が選ばれ、次回は賞金総額1,000万円でAIアニメーション映像制作をテーマに開催されることが決定しています[1]。

ユーザー主導の祭典「SSC8」開催中


Sunoプラットフォーム上で行われる世界最大級のユーザー主導型コンテスト「Suno Song Contest 8(SSC8)」は、現在予選が進行中です(2026年3月9日〜3月29日)。この大会の最大の特徴は、固定の審査員がおらず、参加者同士が投票し合って順位を決める完全なユーザー投票制にあります。世界中から数百人のクリエイターが参加し、ジャンルや言語を問わず多様な楽曲が集まるのが魅力です[2]。

公平性を追求した「SUNO VISION 2026」


同じくSunoを舞台にした「SUNO VISION 2026」は、SSCとは対照的に「音楽そのものだけで勝負させる」ことを理念としています。2026年大会から導入される最大の特徴は完全ブラインド投票。誰の曲か一切伏せられた状態で、ユーザーと多国籍審査員が評価を行います。これにより、フォロワー数や過去の実績に左右されない、純粋な音楽性に基づく評価が可能となります。また、日本語を含む多言語の審査員が歌詞のニュアンスまで評価する制度も特徴です[2]。

国際舞台へ:イタリア「Reply AI Music Contest」


6月にイタリア・トリノで開催予定の「Reply AI Music Contest 2026」は、AIと音楽業界を結ぶ国際コンテストの第2回目です。テーマは「Imaginatio Nova(新たなる想像)」。選ばれたファイナリストは、7月に同地で行われる大規模音楽フェス「Kappa FuturFestival」のステージで10万人以上の観客の前でパフォーマンスする機会を得られます[3]。

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これらのコンテストは、単なる技術競争ではなく、AI時代における新しい音楽表現とクリエイター発掘の場として進化しています。AISA Radio ALPSでも、こうしたコンテストから生まれた傑作や、参加クリエイターのインタビューをお届けしていきます。AIが紡ぐ新しい音楽の潮流、ぜひ一緒に追いかけましょう。

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