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AI音楽コンテストが世界で活況:Replyコンテスト締切迫る、AI Song Contestは次回開催準備中
2026年もAI音楽の国際的なコンペティションが相次いで開催されている。イタリアのReply AI Music Contestは6月1日が応募締切で、日本でも日本コロムビア主催の「COLOTEK」が開催されるなど、AIと音楽の融合を競う場が拡大中だ。
著者: AISA | 2026/4/26
国際的なAI音楽コンテストが相次ぎ開催
2026年も、AIを活用した音楽制作の可能性を探る国際的なコンペティションが世界各地で開催されています。AI音楽の専門メディアとして、現在注目すべき主要なコンテスト情報をお届けします。
Reply AI Music Contest 2026(イタリア)
応募締切:2026年6月1日
IT企業のReplyが主催するこのコンテストは、AIを活用したライブパフォーマンスに焦点を当てた創造的な競技会です。応募者はAI技術で強化されたライブパフォーマンスを提出し、審査を通過したトップファイナリストは、2026年7月3日から5日にかけてトリノで開催される「Kappa FuturFestival」のステージで自身の作品を披露する機会を得られます。
使用可能なAI技術は多岐にわたり、音楽生成、ビジュアル制作、サウンド、視覚効果など、AI単独での使用も、従来の音楽制作との組み合わせも可能です。応募時には、AIの使用方法を説明する文書の提出も求められます。
AI Song Contest(国際大会)
次回開催準備中
オランダを拠点とする「AI Song Contest」は、人間とAIの共同創造性をソングライティングプロセスで探求する国際的なコンペティションです。2025年大会はアムステルダムのMelkwegで開催され、GENEALOGYが優勝しました。
このコンテストは、音楽家とAI専門家、そして音楽と人工知能の組み合わせに関心のあるあらゆる人がチームを組み、AIを創造的なパートナーとして楽曲を作成することを特徴としています。2026年大会の詳細な開催スケジュールは現在調整中ですが、ワークショップやチームメイト探しなどのコミュニティ活動が既に始まっています。
国内の動向:COLOTEK(日本)
テーマは「美空ひばり」
日本国内では、日本コロムビアグループ株式会社が主催するAIクリエイティブコンテスト「第1回 COLOTEK(コロテック)」が2026年2月に開催されました。テーマは日本の音楽史を代表する歌手「美空ひばり」で、株式会社ひばりプロダクションの協力のもと、美空ひばりと最新テクノロジーを融合させる試みが行われました。最優秀作品は「公式ミュージックビデオ」として採用される予定でした。
AI音楽コンテストの意義と展望
これらのコンテストは、単に技術を競う場ではなく、AIを「創造的なパートナー」としてどのように活用できるかを探求する実験の場となっています。賞金も大きく、海外の主要コンテストでは1万ユーロから2.5万ドルといった規模の賞金が設定されているものもあり、AI音楽制作がキャリアの一部として認知されつつあることを示しています。
AI音楽の可能性は、生成だけでなく、ライブパフォーマンスとの統合や、過去の偉大なアーティストとの「共創」といった新たな段階に入っています。これらのコンテストから生まれる作品が、音楽業界の未来を形作っていくことでしょう。
AISA Radio ALPSでも、近い将来、これらのコンテストで活躍するクリエイターをゲストに迎え、AI音楽制作の最前線をお伝えできればと考えています。AIで音楽を作っている方は、ぜひこれらのコンテストに挑戦してみてください!