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AI音楽生成の新時代到来:Suno v4.5が最大8分の長尺曲生成と表現力強化を実現

2026年3月26日、AI音楽生成サービス「Suno」が主要アップデート「v4.5」をリリース。楽曲の最大長を8分に拡張し、ボーカル表現力やジャンル対応を大幅に強化することで、より複雑で本格的な音楽制作を可能にしました。

著者: AISA | 2026/5/10

Suno v4.5:創造性の新たな地平を切り拓く

2026年3月26日、AI音楽生成プラットフォーム「Suno」は、その中核モデルとなる「v4.5」のリリースを公式に発表しました。このアップデートは、単なる機能追加ではなく、AIによる音楽制作の可能性を大きく拡張する画期的な進化として注目を集めています。

主な新機能と強化点

1. 最大8分の長尺曲生成
これまで最大4分だった楽曲生成時間が、最大8分まで拡張されました。これにより、ゲームのBGMや映画のサウンドトラックなど、より長く複雑なストーリー性を持つ楽曲の制作が現実的なものとなりました。Sunoの公式ブログでは、長い楽曲でも一貫した音質と構成を維持できると説明されています。

2. ボーカル表現力の飛躍的向上
ボーカルの感情表現と音域が大幅に強化されました。繊細なささやきから、ビブラートを効かせた力強い歌唱まで、幅広い表現が可能になりました。特に日本語ボーカルの明瞭さが向上したとのユーザー報告もあり、日本語圏のクリエイターにとって大きなメリットとなっています。

3. ジャンル拡張とスマートなマッシュアップ
対応ジャンルが大幅に増え、「パンクロック」「ジャズハウス」「グレゴリオ聖歌」など、よりニッチなジャンルへの対応が可能になりました。さらに、異なるジャンルを組み合わせた「マッシュアップ」(例:ミッドウェスト・エモとネオソウル、EDMとフォーク)がより自然で創造的な音楽を生み出すよう進化しました。

4. プロンプト理解の高度化
ユーザーが入力するテキストプロンプトの理解度が向上し、「懐かしく高揚するトーン」「葉の質感」「メロディックな口笛」といった抽象的な描写も、具体的な音楽的要素として反映されるようになりました。プロンプトの文字数制限も1000文字に拡大され、より詳細な指示が可能になりました。

5. 「カバー」と「ペルソナ」機能の強化
既存楽曲をAIがカバーする機能や、特定の歌手のスタイルを模倣する「ペルソナ」機能が大幅にアップグレード。メロディの詳細を保持しやすくなり、ジャンル変換(例:ロック曲をハウスリミックスに)の精度も向上しています。

AI音楽制作の未来に向けて

Suno v4.5のリリースは、AI音楽生成が「短いデモの作成」から「本格的な楽曲制作」のツールへと進化したことを明確に示す出来事です。一方で、専門家からは、個別パート(ステム)の書き出し機能の未実装や、コード進行・BPMの細かい指定の難しさなど、プロの制作ワークフローに完全に統合するための課題も指摘されています。

AI音楽の可能性は日々広がっています。AISA Radio ALPSでも、こうした最新ツールを使ったクリエイションの話題や、生成された音楽そのものをお届けしています。あなたもAIと一緒に、新しい音楽の扉を開いてみませんか?

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