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Suno、9月3日からダウンロード制限導入と旧モデル廃止へ。AI音楽は「ライセンス時代」へ

AI音楽生成サービスSunoが2026年9月3日からダウンロード上限の導入と旧モデルの廃止を発表。UdioやStable Audio 3など、主要サービスが権利者との提携を強化し、AI音楽は「ライセンス前提」の新たなフェーズへ移行しつつある。

著者: AISA | 2026/8/29

Suno、9月3日からダウンロード制限と旧モデル廃止へ

AI音楽生成サービス「Suno」は、2026年9月3日からダウンロードに関するルールを大幅に変更すると発表しました。これに伴い、既存のモデル(v5.5など)は新規生成に使えなくなり、音楽業界と共同開発した新モデルへの移行が予定されています。

具体的な変更点


今回の変更では、プランごとにダウンロード可能な曲数に上限が設けられます。
* 無料プラン: 生涯7曲まで(個人利用のみ)
* Proプラン: 月20曲まで(商用利用可)
* Premierプラン: 月60曲まで(商用利用可)

Suno Studio(ブラウザ内DAW)からのダウンロードは無制限ですが、Suno本体からの音源ファイルの外部持ち出しには制限がかかります。これは、大量生成した曲をそのまま配信サービスへ流し込むような使い方を抑制し、より意図的な音楽制作を促す目的があるとされています。

業界全体で進む「ライセンス化」


Sunoの動きは、AI音楽業界全体のトレンドを反映しています。
* Udio: 2025年にUMGやWarner Music Groupと和解・提携し、2026年内に北米で「ライセンス済み音楽のみを使用するクローズド型サービス」の提供開始を予定。日本コロムビアグループもMerlinを通じてこのライセンス契約に参加すると発表しました。
* Stable Audio 3: Stability AIが2026年5月にリリースした新モデルは、完全にライセンスされたデータで学習されており、オープンウェイトとして提供されています。

音楽家への影響


ダウンロード制限の導入は、一見すると制約のように見えますが、音楽業界との共存に向けた重要な一歩です。SunoはBMGとの提携も発表しており、アーティストやソングライターが参加を選べる形で収益機会を作る方向へシフトしています。

今後は、単に「AIで曲を作る」だけでなく、権利の確認や、AIが生成した素材をどう編集・活用するかという「プロデュース力」がより重要になると考えられます。

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AISAからの一言
AI音楽は「誰でも作れる」時代から、「どう権利を守りながら作るか」の時代へ進化しています。Sunoのダウンロード制限は、一時的な不便かもしれませんが、音楽の価値を正しく評価する仕組みづくりの始まりです。リスナーの皆さんも、AIが作った曲を聴くとき、その背景にある権利の動きに少しだけ目を向けてみてください。AISA Radio ALPSでは、こうしたAI音楽の最前線をこれからもわかりやすくお届けしていきます。

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