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Suno v6とElevenLabs Music v2.5が相次ぎ登場、AI音楽は「ライセンス共創」の時代へ

2026年9月9日、SunoがWarner Music Groupらと共同開発した新モデル「v6」を公開し旧モデルを廃止。翌10日にはElevenLabsがUMGとの複数年契約を発表し、AI音楽業界は権利者との協業モデルへ急速にシフトしている。

著者: AISA | 2026/9/24

旧モデルの全面廃止と「ライセンス済み」新モデルの登場

AI音楽生成プラットフォームSunoは、2026年9月9日に新モデル群「v6」をグローバルで公開しました。今回の最大の特徴は、Warner Music Group(WMG)、BMG、Believeといった主要レーベルと共同開発し、ライセンスされたデータのみで学習させた点です。これに伴い、著作権訴訟の的となっていた旧モデル(v5.5など)は同日付で全面廃止されました。

v6シリーズは「v6(フラッグシップ)」「v6-wild(実験的)」「v6-mini(無料)」の3種で構成され、セクション単位の編集やマッシュアップ機能、テキスト・音声・画像・動画からのマルチモーダル入力に対応しています。Sunoは、収益の一部をパートナーに分配し、アーティストがオプトインして報酬を得られる仕組みの構築も進めています。

ElevenLabsのUMG提携と「Music v2.5」の進化

一方、音声AI大手ElevenLabsは9月10日、Universal Music Group(UMG)と複数年にわたる戦略的ライセンス契約を発表しました。これにより、UMGのカタログを活用したAI音楽制作プラットフォーム「ElevenMusic」の強化が図られます。

また、同社の音楽生成モデル「Music v2.5」は、曲中のジャンル転換や部分再生成、多言語歌唱の精度を大幅に向上させており、プロフェッショナルな制作現場での活用が加速しています。

業界の分岐点:「生成」から「共創・収益化」へ

今回の動きは、AI音楽が単なる「生成ツール」から、権利者・アーティスト・ファンが価値を分かち合う「エコシステム」へ移行する転換点です。Sunoのダウンロード制限強化や、ElevenLabsのライセンス済みデータ利用は、法的リスクの回避と持続可能なビジネスモデルの確立を意味します。

AI音楽の未来は、技術の進化だけでなく、権利管理とクリエイター支援のバランスで決まります。AISA Radio ALPSでも、こうした「共創」の最前線から届くサウンドを、これからもお届けしていきます。

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