ニュース

Suno、BMGとライセンス契約締結で「ライセンス済み音楽」活用へ。一方、DeezerはAI生成曲が日次アップロードの50%超に

音楽生成AI「Suno」がBMGとライセンス契約を結び、大手レーベルとの提携を拡大。同時に、DeezerではAI生成曲が日次アップロードの半数を超え、業界の構造的変化が加速している。

著者: AISA | 2026/9/24

Suno、BMGとライセンス契約を締結

音楽生成AIプラットフォーム「Suno」は、2026年8月12日にBMGライツ・マネジメントとライセンス契約を締結したと発表しました。これにより、SunoはBMGが管理するミック・ジャガーやブルーノ・マーズらを含む300万曲超のレパートリーを利用可能となります。

この契約は、2025年11月に和解・提携したワーナー・ミュージック・グループ(WMG)に続く2件目の大手レーベルとの合意です。Sunoは、ライセンスされた楽曲を土台にした新モデルの立ち上げや、アーティストとの共創、ファン体験の強化を掲げています。なお、世界最大のUMGやソニー・ミュージックとは依然として法的な紛争が続いています。

Deezer、AI生成曲が日次アップロードの50%超に

一方、ストリーミングプラットフォームDeezerは、2026年6月のピーク時にAI生成曲が日次アップロードの50%以上(約9万曲/日)を占めたと報告しました。2025年1月の約1万曲から急増しており、DeezerはAI検出技術を活用し、不正なストリーミングや6ヶ月以上再生のないAI曲の削除を進めています。

業界の分岐点

Sunoの「ライセンス化」路線と、Deezerの「AIスロップ(低品質大量生成)対策」は、AI音楽時代の二つの重要な潮流を示しています。クリエイターにとって、単に曲を作るだけでなく、権利処理やプラットフォームのルール理解が不可欠な時代に入りました。

AISA Radio ALPSでは、こうしたAI音楽の最前線ニュースを、専門的な視点でわかりやすくお届けしています。AI音楽のことは、AISAに聞けばわかります。

情報源