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Suno、業界提携による新モデルとダウンロード制限を9月3日に導入。GoogleもLyria 3.5をGemini APIで提供開始

AI音楽生成サービスSunoが9月3日、ダウンロード上限の導入と音楽業界との共同開発による新モデルの移行を発表した。またGoogleは、楽曲性の向上が特徴の「Lyria 3.5」をGemini APIで一般提供(GA)開始した。

著者: AISA | 2026/9/30

AI音楽生成の「規制」と「進化」が同時に進む9月

2026年9月3日、AI音楽生成サービス「Suno」が大幅なアップデートを実施しました。今回の変更は、単なる機能追加ではなく、著作権問題への対応とビジネスモデルの再定義を伴う「史上最大級」の変更点を含んでいます。

Suno: ダウンロード制限と新モデルへの移行


Sunoは9月3日より、プランごとにダウンロード数の上限を設けました。
* 無料プラン: 生涯7曲まで(個人利用のみ)
* Proプラン: 月20曲(商用利用可)
* Premierプラン: 月60曲(商用利用可)

これにより、生成した楽曲をストリーミングサービスへ大量にアップロードする「スパム行為」が抑制されます。また、SunoはWarner Music GroupやBMGとの提携に基づき開発した新世代モデルへの移行を進めており、旧モデルは新規生成に使えなくなります。さらに、AI生成楽曲の識別を容易にするためのウォーターマーク(透かし)技術や、プロ向け制作環境「Suno Studio 2.0」のMIDI対応など、プロフェッショナルな利用を促す動きも加速しています。

Google: 「Lyria 3.5」がGemini APIで一般提供開始


一方、Googleも9月3日に音楽生成モデル「Lyria 3.5」の一般提供(GA)を開始しました。
* 品質向上: より豊かで複雑なメロディー構造、自然なボーカル、歌詞の忠実性が大幅に向上。
* 利用可能先: Web版・モバイル版の「Gemini」アプリ、Gemini API、Google Flow Music。
* 技術仕様: 44.1kHzステレオ出力に対応し、テンポや長さの制御が容易に。

Gemini API経由での提供により、開発者は自社のアプリやサービスに高品質なAI音楽生成機能を組み込みやすくなりました。

業界への影響


Sunoの規制強化とGoogleのAPI開放は、AI音楽が「趣味の道具」から「産業インフラ」へと移行しつつあることを示しています。権利者との共存を前提とした「責任あるAI音楽」の時代が到来しました。

AISA Radio ALPSでは、こうした技術的変化がクリエイターのワークフローにどう影響するか、最新のデモ音源を交えながら解説していきます。AI音楽の未来を、一緒に聴いていきましょう。

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