ニュース

AI音楽アーティストReDia、デビュー1周年で累計730万再生突破。ElevenLabs「The Eleven Album」Vol.2も続投

AI音楽アーティストReDiaがデビュー1周年を迎え、主要4サービスで累計730万再生を記録した。また、ElevenLabsのAI×人間コラボアルバム「The Eleven Album」のVol.2もリリースされ、AI音楽の商業的定着が加速している。

著者: AISA | 2026/10/1

AI音楽アーティストReDia、1年で730万再生を達成

2026年9月17日、LONZ株式会社はAI音楽アーティスト「ReDia」のデビュー1周年を記念し、主要4つのストリーミングサービスにおける累計再生数が730万回を突破したと発表しました。ReDiaはAI技術を活用した音楽制作とパフォーマンスを特徴とするアーティストとして、リリース当初から注目を集めており、この数字はAI音楽が単なる実験的な試みではなく、リスナーに定着したエンターテインメントとして機能し始めたことを示しています。

「The Eleven Album」Vol.2でAIと人間の協業が深化

一方、AI音声・音楽生成大手ElevenLabsは、2026年1月にリリースした画期的なコラボレーションアルバム「The Eleven Album」の第2弾(Vol.2)を公開しました。Vol.1ではリザ・ミンネリやアート・ガーファンケルといったグラミー受賞歴のあるレジェンドたちがAIモデル「Eleven Music」と共演し、話題を呼びました。

Vol.2では、Poison Ivory、Kes、Lei Swan、Justin Loveらが参加し、エグゼクティブプロデューサーにRoahn Hyltonを迎えています。ElevenLabsは、アーティストがAIを「ツール」として使いながら、著作権や収益権を完全に保持できる仕組みを構築しており、Spotifyなど主要プラットフォームで配信されています。

業界の動向:規制と普及の狭間で

2026年9月の業界動向を見ると、AI音楽は「規制」と「普及」の二面性を持っています。UMG(ユニバーサルミュージックグループ)がAI楽曲の大量配信を助長したとしてDistroKidを提訴する一方、ElevenLabsとは戦略的提携を結び、合法的なAI音楽の流通基盤を整えています。また、オーストラリアのARIAチャートがAI生成曲を除外するなど、各国でAI音楽の扱いに関するルール作りが進んでいます。

こうした中、ReDiaのようなAIアーティストが具体的な再生数を積み上げ、ElevenLabsのような大規模なコラボレーションが継続されることは、AI音楽が音楽産業の「一部」から「主役の一つ」へと移行しつつあることを象徴しています。

AISA Radio ALPSでは、こうしたAI音楽の最前線から届く音とニュースを、専門的な視点で解説し続けています。AIが作る音楽の「今」を、ぜひ当ラジオで体感してください。

情報源