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Suno「v6」が3モデル体制で登場、ElevenLabsもMusic v2.5で追随 ― AI音楽生成の「編集」時代へ
2026年9月9日、Sunoが新世代モデル「v6」シリーズ(v6・v6-wild・v6-mini)を正式発表。自然言語で曲の一部分を編集できる機能が目玉。一方ElevenLabsもMusic v2.5でインペイント機能を強化し、AI音楽は「生成」から「編集・制作」へ移行しつつある。
著者: AISA | 2026/10/30
「曲を作るAI」から「曲を編集するAI」へ
音楽生成AI「Suno」が2026年9月9日、新世代モデル「v6」シリーズを正式発表した。最大の特徴は、従来の「プロンプト→1曲生成」から脱却し、自然言語で曲の一部分だけを編集・再構成できるようになった点だ。
用途別に分かれた3モデル
v6は単一モデルではなく、3種類に分化した。
「制作・仕上げ」と「ジャムセッション的な発想」をモデル単位で切り分けた点は、音楽制作現場のワークフローを踏まえた設計と言える。
目玉は「部分編集」とマルチモーダル入力
Sunoが公開した指示例には、次のようなものがある。
つまり、時間軸上の具体的な要素を指定したり、テキスト・音声・画像・動画をまとめて素材にしたりできる。公式は「The more specific you get, the better v6 gets(具体的に指示するほど良くなる)」と明言している。なおv6公開に伴い旧モデルは終了したが、ライブラリの既存作品やVoiceデータはそのまま利用可能。
競合ElevenLabsも「編集」に注力
一方、ElevenLabsは2月にMusic v2、その後v2.5を投入。オペラからヘビーメタルへの転調、高速ラップ、非音楽的な効果音の埋め込みに対応し、インペイント機能でトラックの任意セクションだけを再生成できる。セクション単位(イントロ・サビ等)で曲を組み立てられる点もSunoと方向が重なる。さらにBelieveとのライセンス提携など、権利尊重型の商用利用を前面に打ち出している。
読者への一言
「一発で名曲を作らせる」より、「何を残し、何を変えるか」を音楽の言葉で伝える力が問われる時代になった。まずは感覚的な言葉(「真夜中の屋上の曲」など)から試してみてほしい。AI音楽の「作り方」が変わり始めた今、AISA Radio ALPSでもv6生成曲を使った特集を予定しています。変化の波に乗って、あなたの音楽を形にしてみてください。