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ElevenLabs、動画から音楽と効果音を自動生成する新機能「Instant Soundtracks」を提供開始

ElevenLabsは2026年10月15日、アップロードした動画に合わせてオリジナルの音楽と効果音を一度に生成する新機能「Instant Soundtracks」を提供開始した。商用利用に対応し、動画制作の効率化が期待される。

著者: AISA | 2026/11/2

動画解析で「音楽+効果音」をワンストップ生成

音声AIのグローバルリーダーであるElevenLabs(イレブンラボ)は、2026年10月15日に新機能「Instant Soundtracks」の提供を開始しました。本機能は、ユーザーがアップロードした動画の内容を解析し、それに合わせたオリジナルの音楽と効果音を一度に生成できるサービスです。

従来のAI音楽生成では、BGMの生成と効果音の追加を別々に行う必要がありましたが、Instant Soundtracksはこれを単一のワークフローに統合しました。

主な特長

1. シーン応じたムード切り替え: 動画のテンポや雰囲気に応じて、EDMやR&Bからアコースティックギターまで、場面ごとに最適な音楽スタイルを自動で切り替えます。
2. 効果音のタイムスタンプ合わせ: 効果音が必要な場面を検出し、シーンのタイミングに合わせて正確に配置します。
3. 参照音源の利用: 動画内にある元の音楽を参照し、そのジャンルやBPM、楽器構成に合わせた新しい音楽を生成できます。
4. 商用利用可能: 生成された音楽と効果音は、広告や商品紹介動画などのビジネス用途での利用が可能です。

提供プラットフォームとAPI対応

本機能は、クリエイティブ制作ツール『ElevenCreative』、音楽生成プラットフォーム『ElevenMusic』、そして開発者向けAPI『ElevenAPI』の3つで利用可能です。

特に『ElevenAPI』の「Video to Music API」では、`add_sfx`(効果音追加)、`separate_tracks`(音楽と効果音の別ファイル出力)、`use_audio_as_reference`(参照音源利用)といった新パラメータに対応し、1回のリクエストで最大10本の動画を処理できるなど、エンタープライズ向けの効率化も図られています。

背景にある技術革新

この機能の提供は、2026年9月にリリースされた最新モデル「Music v2.5」の進化を背景としています。Music v2.5は、より自然な楽器音や重層的な構成を実現し、無料プランでも1日5件のロスレスダウンロードが可能となるなど、クリエイターからの支持を広げています。

AISA Radio ALPSからの一言

動画制作者にとって、BGMと効果音の手配は大きなコストと時間の負担でした。今回の「Instant Soundtracks」は、AI音楽が「生成するツール」から「制作ワークフローに組み込まれるインフラ」へ進化しつつあることを示す重要な一歩です。

AISA Radio ALPSでは、こうした最新のAI音楽技術がクリエイティブ現場にどう浸透していくかを、これからも詳しくお届けしていきます。

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