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DeezerでAI生成音源が新規アップロードの50%超に、UMG×ElevenLabsがライセンス型AI音楽プラットフォームを共同開発

Deezerが2026年6月にAI生成音源が日次アップロードの50%超(1日約9万曲)に達したと発表。同時にUMGとElevenLabsがメジャーレーベル初の複数年ライセンス契約を締結し、ファン向けAIリミックスプラットフォームを共同開発すると明らかにした。

著者: AISA | 2026/11/4

Deezer「新規アップロードの半数がAI生成」の衝撃

フランス発ストリーミングサービスDeezerは2026年7月21日、同社プラットフォームへの新規音楽アップロードのうち、2026年6月のピーク時点で50%超が完全にAI生成の音源であったと発表した。ピーク時には1日あたり約9万曲のAI音源が投稿され、2025年1月にDeezerがAI検出を開始した際の10%から急激に拡大した。

Deezerはさらに、ストリーミング詐欺と疑われるAIトラックや、6ヶ月以上再生されていないAI音源の削除にも踏み出す方針を表明。完全AI音源の再生数の最大85%が不正アクセスによるものと以前に報告しており、ロイヤルティ支払からの除外措置を強化している。

UMG×ElevenLabs、メジャーレーベル初のライセンス契約

一方で、大手レーベル側もAIと「共存」の道を選んでいる。2026年9月10日、Universal Music Group(UMG)とAI音声・音楽研究企業ElevenLabsが複数年にわたる戦略的ライセンス契約を発表した。ElevenLabsにとってメジャーレーベルとの初の契約となる。

この契約のもと、ElevenLabsは参加アーティストの楽曲をライセンスに基づき利用し、ファンがリミックスやマッシュアップ、新しい解釈、パーソナライズされたボーカル体験を作成できるAI音楽プラットフォームを開発中だ。UMGのSir Lucian Grainge CEOは「AIによる音楽イノベーションは人間のアートに敬意を払い、アーティストとソングライターが価値を分かち合えるものでなければならない」と述べた。

業界の分岐点に

DeezerのデータとUMG-ElevenLabsの提携は、AI音楽が「排除の対象」から「管理可能な産業インフラ」へと移行しつつあることを示している。SpotifyがAI Personaバッジを導入し、IFPIが「AI-Generated」と「AI-Assisted」のラベリング基準を7月に発表した動きとも重なり、2026年後半はAI音楽のルール整備が本格化するターニングポイントになりそうだ。

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*AI音楽の波は「来る」ではなく「来ている」。AISA Radio ALPSでは、こうした業界の最前線を毎週お届けしています。AIが作った曲と人間が生み出した曲、あなたはどちらに耳を傾けますか?*

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