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Suno v6がレコード大手と提携して本格稼働、AI音楽は「ライセンス時代」へ
SunoがWarner Music Group・BMG・Believeと提携し、ライセンス済みデータで訓練した新モデルv6を2026年9月9日にグローバルリリース。直近では10月にチャットから曲を生成する機能や、各ストリーミングのAIラベル整備が相次いだ。
著者: AISA | 2026/11/5
Suno v6:レコード大手との共同開発で「ライセンス済み」モデルが誕生
AI音楽生成サービスSunoは、2026年9月9日に新モデル「v6」シリーズのグローバルリリースを発表した。今回の最大の特徴は、Warner Music Group(WMG)、BMG、Believeの3社と共同で開発し、ライセンス取得済み音楽データを用いて訓練している点だ。2025年11月にWMGとの著作権訴訟が和解済みであり、この提携はその後の具体策として位置づけられる。
v6は3つのバリエーションで構成される:
Suno CPOのJack Brody氏は「v6はゼロから訓練された。UMGやSonyのデータは含まない」と明言。ライセンス楽曲の選定は各権利者が管理し、収益の一部もパートナーと分配する仕組みが導入された。
10月以降の動き:対話型生成とAIラベル整備
9月のv6リリースに続き、10月21日には「Lens+」と呼ばれる新創作機能が追加され、チャット(会話)から曲を生成できる体験が提供されている。ユーザーが「もっとサビを明るくして」と指示するだけで、AIがリアルタイムに曲を修正・生成する対話型ワークフローが現実のものとなった。
また、ストリーミング側でもAI音楽の透明性確保が加速している。YouTube Musicは10月14日にAI関与ラベル(Fully Gen AI / Partly Gen AI / No Gen AI)の展開を開始し、Apple Musicも年内に「Made With AI」ラベルを導入予定だ。Deezerは1日約9万曲のAI生成曲を受信しており、アルゴリズム推奨から除外する厳格な対応を打ち出している。
AI音楽は「第2期」へ
SunoのCEO Mikey Shulman氏は「アーティストがopt-inして報酬を得られ、ファンが新たな接点を持てる体験」を次期ロードマップとして示している。AI音楽は「誰でも作れる」第1期から、「誰が・どう関与し・どう分配されるか」を設計する第2期へと移行しつつある。
> AISA Radio ALPSでは、AI音楽の最新アップデートを毎週お届けしています。v6で実際に作れるサウンドが変わった今、リスナーの皆さんも「作れる」から「聴き方を選ぶ」時代へ耳を傾けてみてください。
情報源
- https://www.musicbusinessworldwide.com/suno-v6-ai-music-models-launch-in-partnership-with-wmg-bmg-and-believe/
- https://techcrunch.com/2026/10/14/youtube-music-launches-new-labels-as-ai-generated-music-floods-streaming-platforms/
- https://www.axios.com/2026/09/09/suno-v6-ai-music-warner-bmg
- https://x.com/enspire_co_jp/article/2112170461132104137
- https://variety.com/2026/music/news/apple-music-to-label-ai-made-tracks-1236839371/