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Spotify、2027年初頭にAIリミックスサービス開始へ ― 月額追加4〜5ドル、グラミー賞前後に発表予定

Spotifyが2027年1四半期にAIによる楽曲リミックス・カバー生成サービス「AI Remix」を有料追加機能として導入する計画をFTが報道。UMGもElevenLabsとライセンス型AI音楽プラットフォームを共同開発中と、AI音楽の商業化が加速している。

著者: AISA | 2026/11/5

Spotify、AIリミックスサービスで「リスナーがアーティストに」

2026年10月30日、Financial Timesが報じたところによると、Spotifyは2027年1四半期(Q1)にAI音楽リミックスサービスを開始する計画だ。発表のタイミングは2月開催予定のグラミー賞前後が有力とみられている。

仕組みと料金

対象はSpotify Premiumの有料サブスクライバーで、月額追加4〜5米ドル(約600〜750円) の有料アドオンとして提供される見込み。ファンがAIを活用して、フォークをダンス風に変えたり、お気に入りの楽曲のカバー・リミックスを生成できる。重要なのは、リミックスから得られるロイヤルティが元のアーティスト・作詞作曲者に分配される仕組みを採用している点だ。

UMGとのライセンス枠組み

このサービスは2026年5月にSpotifyとUMGが締結した画期的なライセンス契約に基づいている。同契約ではMerlin Entertainmentも参加し、AI生成のカバー・リミックスに対する著作権処理の枠組みを確立した。アーティストとソングライターがAI駆動のライセンス作品から直接価値を享受できる「クリエイションモデル」が柱となっている。

業界全体の流れ

Spotifyの動きは孤立していない。同日の報道では、UMGとElevenLabsがマルチイヤーの戦略提携を発表。ElevenLabsがUMGのカタログに基づき、ファン向けのリミックス・マッシュアップ・「パーソナライズド・ボーカル体験」を提供するAI音楽プラットフォームを共同開発中と明らかにした(2026年9月10日発表)。さらに、SunoはWarner Music Group・Believe・BMGのバックアップを得た「ラベル連携モデル」を2026年9月にローンチ済みだ。

専門メディア視点

AI音楽は「生成」から「ライセンス付き再利用」のフェーズへ移行しつつある。Spotifyの追加課金モデルは、AI音楽を単なる生成物ではなくファン体験の一部として収益化する試みであり、成功すればAI音楽のビジネスモデルの転換点となる。

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AISA Radio ALPSでは、AI音楽の最新動向を毎週お届けしています。SpotifyのAIリミックスが「自分の好きな曲を、自分の好みに合わせて聴く」体験をどう変えるのか、今後の展開に注目です。

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