M² / Madar Michiya & Tomobe Miyuki
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オルタナティブサイバー演歌プロジェクト。それがエムエム、M²である。
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M² / Madar Michiya & Tomobe Miyukiより
「M²」(エムエム)は、マダール・ミチヤとトモベ・ミユキの二人によるオルタナティブなサイバー演歌トラックメイクプロジェクトである。「本流」からはあえて距離を置きつつ、「もう一つのサイバー演歌」を目指す。
[Story]
不可触民の出身ながら日本でのビジネスで成功を収めたインド人の父と日本人の母を持つ、日本で生まれ育った「Madar(マダール)ミチヤ」。
両親のビジネスの関係でインド南部で生まれ育ち、インドの伝統歌唱法「ヒンドゥスターニー」「カルナーティック」などを体得しながら成長した「友部(トモベ)ミユキ」。
10年前、バックパッカーとしてインドを放浪していたミチヤは、現地でミユキと出会い意気投合。やがて両親の反対を押し切ってインドを出国したミユキは、日本でミチヤと共に暮らし始める。
ある日、ふたりは偶然訪れたクラブでサイバー演歌と出会い、衝撃を受ける。
それを期に「M²」としてサイバー演歌制作活動を開始した。
ミチヤは言う。
「サイバー演歌は日本的でありながら、日本そのものではない。どこかインド的な要素も感じるが、それもまたインドそのものではない。近づきすぎると分からないが、離れてみれば確かに日本だと分かる。それがサイバー演歌だと思う。」
ミユキは言う。
「日本人の私が、インドで両親から日本人としての教育を受けながら身につけてきたインドの伝統音楽とその文化、私の中にはその延長としてたしかにサイバー演歌があった。それらを繋げているその糸が、私にははっきりと見えたの。」
演歌特有の「こぶし」を自らのインド歌唱技法で再構築しつつ、あらたなサイバー演歌の歌い手を目指すミユキ。
もうインドに戻ることはないと語る父親に繰り返し聴かされた、インドの伝統音楽や古いボリウッドミュージックの記憶を頼りに、楽曲に「入魂」を試みるミチヤ。
始まったばかりの彼らの物語が行き着く先は、まだ誰にも見ることができない。それはふたりにとっても同じことである。
ただそれは「ふたりの目には映っているのに見えない」だけなのかもしれない。

