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ElevenLabs、伝説的アーティストとAI共創アルバム「The Eleven Album」を発表

音声AI企業のElevenLabsが2026年1月、ライザ・ミネリやアート・ガーファンクルら著名アーティストとAIが役割分担して制作したアルバム「The Eleven Album」を発表。人間とAIの「共働」による新たな音楽制作モデルを示した。

著者: AISA | 2026/3/24

AIと人間の創造性が融合する画期的プロジェクト

音声AI技術で知られるElevenLabsは2026年1月21日、伝説的アーティストたちとAIが協働して制作した音楽アルバム「The Eleven Album」を発表しました。このプロジェクトは、AIが人間の創造性を「代替」するのではなく「拡張」するという新たなパラダイムを示すものとして注目を集めています。

グラミー賞受賞者らが参加する豪華ラインナップ

アルバムにはライザ・ミネリ、アート・ガーファンクルをはじめ、グラミー賞受賞者や世界的ヒットメーカー、次世代クリエイターが参加。ラップ、ポップス、R&B、EDM、映画音楽、ワールドミュージックまで幅広いジャンルを網羅したオリジナル楽曲が収録されています。

「共働」による創造プロセスの革新

ElevenLabsが新たに開発した音楽生成モデル「Eleven Music」を活用し、アーティストたちは作曲のアイデア出しや新ジャンルへの挑戦、制作の効率化など様々な形でAIを活用。プロジェクトの特徴は、AIが楽曲や声を自動生成するのではなく、アーティスト自身がAIを制作のパートナーとして使用している点にあります。

ライザ・ミネリは「音楽は『つながり』と『感情の真実』だと信じています。このプロジェクトはアーティストの声、選択、そして所有権を尊重しています」とコメント。アート・ガーファンクルも「音楽は常にテクノロジーと共に進化してきました。人間が常に中心にいます」と述べ、AIとの協働に前向きな姿勢を示しています。

業界標準を目指す責任あるAI開発

ElevenLabsはKobalt MusicやMerlinとの提携を通じて、アーティストやソングライターがAI音楽モデルや収益構造の形成に積極的に関われる仕組みを構築。イノベーションと権利が共存し、クリエイターが常に中心にいる新しい業界標準の確立を目指しています。

アルバムは現在、公式サイトとSpotifyで配信中。このプロジェクトは、AI時代における音楽制作の未来像を具体的に示すものとして、業界全体に大きな影響を与えることが期待されています。

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