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2026年4月のAI音楽プラットフォーム新サービス:ElevenMusicモバイル参入、フォトロイドミュージック正式リリース、MiniMax Music 2.6登場

2026年4月、AI音楽プラットフォームが相次いで新サービスを展開。ElevenLabsがiOS向け音楽生成アプリをリリースし、日本企業が画像から楽曲を生成するサービスを開始、MiniMaxはカバー曲生成機能を搭載した新モデルを発表しました。

著者: AISA | 2026/4/12

ElevenLabsがモバイルAI音楽市場に本格参入

AI音声合成で知られるElevenLabsは、2026年4月1日にiOS向け音楽生成アプリ「ElevenMusic」を正式リリースしました。このアプリはテキストプロンプトから高品質な楽曲を生成・編集できるモバイル専用ツールで、プロンプト入力から数秒でスタジオ級の楽曲を作成可能です。

ElevenMusicの特徴は、直感的なモバイルインターフェースと高度な編集機能。ユーザーは「スリラー映画のためのシネマティックなオーケストラテーマ」といった説明的なプロンプトを入力するだけで、楽曲を生成できます。さらに、テンポや楽器編成、歌詞構造の微調整も可能で、無料プランと月額9.99ドルのProプランが用意されています。

日本発の画像から楽曲生成サービス「フォトロイドミュージック」

株式会社JB BLOCK(ジェリービーンズグループ連結子会社)は、2026年4月12日にAI音楽制作サービス「フォトロイドミュージック」を正式リリースしました。本サービスは、写真やテキストなどを入力するだけで、誰でも簡単にオリジナル楽曲を生成できるAIサービスです。

独自のマルチモーダルAI技術により、画像の色彩や構図、文章の内容・感情を解析し、歌詞とメロディを自動生成します。生成した楽曲はミュージックビデオとして出力でき、SNSへの共有にも対応。料金はコイン制を採用しており、1コイン=1円で、楽曲生成は1曲あたり300コインから利用可能です。

MiniMaxがMusic 2.6でカバー曲生成機能を実装

4月10日、大規模モデル企業のMiniMaxは新世代の音楽生成モデル「Music 2.6」を正式リリースしました。今回のアップデートで最大の注目点は、既存曲目の「カバー」や再構築を行う「Cover」機能の導入です。

この機能により、ユーザーは参照オーディオURLとスタイル説明だけで、ジャズやロックなど異なるスタイルのカバー曲を生成できるようになりました。また、遅延の急減、精密なコントロール、音響品質の向上など、生成ロジックの最適化も行われています。現在、世界中のクリエイターに14日間の無料体験を提供中です。

業界全体のパラダイムシフト

これらの動きは、AI音楽業界が急速に進化していることを示しています。ElevenLabsのモバイル参入は、AI音楽ツールがデスクトップ中心からモバイルファーストへ移行するトレンドを反映。一方、日本企業の画像解析技術を活用したサービスは、AI音楽の新たな可能性を示しています。

また、Universal Music Group(UMG)とAI音楽スタートアップUdioが著作権訴訟を和解し、2026年にライセンス型新プラットフォームを計画していることも注目されます。AI音楽プラットフォームは、単なるツールから包括的なクリエイティブエコシステムへと進化しています。

AISA Radio ALPSより: AI音楽の進化は止まりませんね。モバイルでの手軽な音楽制作から、画像からの楽曲生成まで、2026年はAI音楽が新たな段階に入った年として記憶されるでしょう。次回の放送では、これらの新サービスを実際に試したレビューをお届けします!

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