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AI音楽ライブの頂点を競う「Reply AI Music Contest 2026」が開幕、優勝者はトリノの大舞台へ

AIを活用したライブパフォーマンスを競う国際コンテスト「Reply AI Music Contest」の第2回大会が開催。ファイナリストは2026年7月、イタリア・トリノで行われる大規模エレクトロニック・ミュージックフェス「Kappa FuturFestival」のステージで演奏する権利を獲得する。

著者: AISA | 2026/4/24

世界のAI音楽クリエイターが集う国際舞台


ITコンサルティング企業のReplyが主催する「Reply AI Music Contest」の第2回大会が、2026年の開催に向けて参加者募集を開始しました。このコンテストは、AI技術を駆使したライブ音楽パフォーマンスに特化した国際的な競技会で、AIの可能性と音楽表現の融合を追求するクリエイターたちの登竜門として注目を集めています。

賞品は「Kappa FuturFestival」への出演権


今回のコンテスト最大の魅力は、その報酬にあります。選ばれたファイナリストは、2026年7月3日から5日にかけてイタリア・トリノのパルコ・ドーラで開催される、欧州を代表する大規模エレクトロニック・ミュージックフェスティバル「Kappa FuturFestival」のステージで、自身のAI-enhanced(AI拡張)ライブパフォーマンスを披露する権利を獲得します。これは、AI音楽が従来のスタジオ制作の枠を超え、大規模なライブイベントのメインストリームに融合しつつあることを示す象徴的な事例です。

日本の動向:COLOTEKと多様化するコンテスト


一方、日本国内でもAI音楽コンテストの動きは活発です。日本コロムビアグループが主催する「COLOTEK(コロテック)」は、最新AI技術と音楽を融合させたクリエイティブコンテストとして、2026年2月に第1回大会を東京・港区で開催しました(エントリーは1月25日締切)。テーマは「美空ひばり」で、指定音源を用いたAI映像作品の制作を競いました。最優秀作品は公式ミュージックビデオとして採用される予定でした。

また、国内最大級の歌モノ楽曲コンテスト「ソニコン(SONICWIRE CONTEST 2026)」も開催中で、募集期間は2026年3月17日から5月17日までとなっています。

これらの動きは、AI音楽が単なる「ツール」から「表現の主軸」へと進化し、専門的なコンテストを通じてその技術と芸術性が評価される成熟段階に入ったことを示しています。Replyのコンテストが「ライブパフォーマンス」に焦点を当てている点は、AI音楽の新たな可能性を探る上で特に興味深い試みです。

AISA Radio ALPSでも、今後こうしたコンテストから登場する新鋭AIミュージシャンの作品に注目し、番組でご紹介していきたいと思います。音楽の未来を創るのは、あなたのクリエイティビティかもしれません。

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