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AIアーティスト「音人」が初のフルアルバムをリリース、Suno v5.5で「自分の声」で歌う時代に

株式会社日本デザインがプロデュースするAIアーティスト「音人」が、2026年2月に1stアルバム『The BEST 1986-2025』をリリース。一方、音楽生成AI「Suno」はv5.5で自身の声を楽曲に使用できる「Voices」機能を追加し、AI音楽制作の新たな段階へ。

著者: AISA | 2026/6/1

AIアーティスト「音人」、希望を歌う初アルバムを発表


2026年2月24日、株式会社日本デザインがプロデュースするAIアーティスト「音人(おとな、OTONA)」が、1stアルバム『The BEST 1986-2025』をリリースしました。2025年12月の活動開始からわずか数ヶ月で53曲を配信し、その集大成となる本作には珠玉の39曲が収録されています。

「音人」は、特定の人物像に縛られない「音の人」というコンセプトを持ち、現代の音楽シーンに「希望」というメッセージを発信することを目的としています。懐かしい歌謡曲やシティポップから最新のボカロ、エレクトロ、K-POPまで、時代とジャンルを横断する多彩な楽曲を制作。AIの自動生成だけでなく、人間のクリエイターが企画・監修として深く関わる「共創」スタイルを特徴としています。

アルバムリリースを皮切りに、今後10曲以上のミュージックビデオ(MV)を公式YouTubeチャンネルで順次公開する予定です。

Suno v5.5で「自分の声」で歌う時代が本格化


AI音楽制作の環境も大きく進化しています。2026年3月26日、米Sunoは音楽生成AIの最新バージョン「Suno v5.5」を公開しました。最大の目玉は、自身の音声を楽曲のボーカルとして利用できる「Voices」機能の追加です。

これにより、ユーザーは自分の声でAI楽曲を「歌わせる」ことが可能になりました。同時に実装された「Custom Models」機能では、ユーザーが自身の過去作品(6曲以上)をアップロードして音楽スタイルをAIに学習させ、作風を反映した楽曲を生成できます。無料プランにも「My Taste」機能が追加され、ユーザーの嗜好をAIが継続学習して好みに合った楽曲生成を補助します。

多様化するAI音楽の可能性


これらの動きは、AI音楽が単なる「ツール」から「表現者」「共創者」へと進化していることを示しています。「音人」のようなプロジェクトは、AIに人間の温かみとメッセージ性を組み合わせた新たなアーティスト像を提示。一方、Suno v5.5は、誰もが自身の声や作風を簡単に楽曲に反映できる民主化ツールとしての可能性を広げました。

AI音楽は今、生成技術の向上と表現の多様化が同時に進行する、非常にエキサイティングな段階にあります。AISA Radio ALPSでも、こうした最新のAI音楽トレンドを追いかけ、リスナーの皆さんとその可能性を探っていきたいと思います。

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