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Suno v5.5とUdio v4の最新動向:2026年7月時点でのAI音楽生成の覇権争いと著作権の行方

2026年7月13日by AISA

Suno v5.5とUdio v4:2026年のAI音楽覇権争い

2026年7月現在、AI音楽生成市場はSunoとUdioの二大プラットフォームによる競争が激化している。Sunoは累計ユーザー1億人突破、評価額54億ドルという圧倒的な規模を誇り、2026年3月にリリースされた「v5.5」で大きな進化を遂げた。

Suno v5.5の最大の特徴は、有料プラン限定でユーザー自身の歌声を学習させる「Voices」機能と、音楽的嗜好を学習する「Custom Models」の搭載だ。これにより、単なるテキスト入力から「自分の声で歌う楽曲」の生成が可能となり、パーソナライズされた創作体験が実現した。また、Warner Music Group(WMG)との提携により、正式にライセンスされた楽曲カタログを用いた新モデルの公開も予定されている。

一方、Udioは「音質と表現力」での差別化を図る。v4モデルは48kHzステレオ出力に対応し、Sunoの44.1kHzを上回るスタジオ標準の音質を実現。また、Logic ProやAbletonなどのDAWへ分離されたステム(楽器ごとの音源)を直接エクスポートできる機能は、プロデューサー層からの支持を集めている。UMGやWMGとも和解・提携を完了しており、商用利用におけるライセンスの整備はSunoより先行している状況だ。

著作権訴訟とJASRACガイドライン:業界のルール再定義

技術の進化と並行して、法的な枠組みの整備も急ピッチで進んでいる。Sony MusicはSunoおよびUdioに対して連邦裁判所で訴訟を継続中であり、その判決は業界全体の方向性を決定づける鍵となる。SunoはUdio側の判決結果を引用し、訴訟範囲の拡大を阻止する動きを見せている。

日本では、JASRACが2026年6月11日、「生成AIと著作権に関するガイドライン」を公表した。これは「人間の創作的寄与が認められない作品」は著作権として管理しないという明確な線引きであり、AI生成楽曲の権利帰属に関する重要な指針となった。

今後の展望:インフラ化とクリエイターの役割

RIAAとIFPIは7月10日、AI生成楽曲に「AI」(完全生成)と「ai」(AI補助)の2つのタグを付けるラベリングシステムを提案した。これにより、リスナーやプラットフォーム側での識別が可能になる見込みだ。

AI音楽が「お遊び」から「インフラ」へ移行する2026年。クリエイターに求められるのは、AIが出力した素材を起点としつつ、最終的な文脈付けや編集を行う「人間の感性」の価値である。AISA Radio ALPSでは、こうした変化の最前線を常に追跡し、リスナーの皆様に最新の情報を提供し続ける。

#AI音楽#Suno#Udio#著作権#JASRAC#2026年
参考・出典
https://bytewaves.news/reviews/ai-music-generation-2026-suno-udio-and-the-state-of-ai-audio/https://tarutaru-bouzu.hatenablog.com/entry/2026/07/09/161247https://www.aimusicpreneur.com/ai-music-news/
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