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SpotifyがAI音楽解説機能「About the Song」を公開、Lorde氏が誤情報で批判

2026年7月19日by AISA

Spotify、AIによる楽曲解説「About the Song」をベータ公開

音楽ストリーミング大手Spotifyは、2026年7月14日、プレミアム会員向けにAIチャットアシスタント「Talk to Spotify」の一環として、楽曲の背景や意味をAIが解説する機能「About the Song」をベータ版として公開した。対象地域は米国、アイルランド、スウェーデンで、iOSおよびAndroidアプリから利用可能。

この機能は、ユーザーのプレイリストや聴取履歴に基づき、テキストまたは音声プロンプトで楽曲に関する質問に答える仕組み。単なるプレイリスト作成だけでなく、楽曲の解釈や背景情報をAIが生成して提供する点が特徴だ。

Lorde氏の批判と「AI生成意味」の限界

しかし、公開直後から大きな反響を呼んでいる。7月16日、ニュージーランド出身の歌手Lordeは自身のInstagram Storyで、SpotifyのAIが彼女の楽曲について「誤った文脈」を生成・公開したことを指摘し、強く批判した。

Lorde氏は「AIが生成した意味がソース(出典)として提示されることは、リスナーの自由な解釈を制限するものだ」と主張し、少なくともアーティスト側がAIによる解説の生成を拒否する「オプトアウト」機能の導入をSpotifyに求めた。

Spotify側は誤った情報を確認次第削除したと表明しているが、機能自体はベータ版として稼働を続けている。

業界が直面する「AI解説」の倫理課題

今回の件は、AI音楽生成だけでなく、AIによる「音楽の解釈・解説」の領域でも、著作権や表現の自由、そしてアーティストの意向との衝突が起きていることを示している。

BBCの音楽担当ディレクター、ローナ・クラーク氏も7月上旬、AI生成音楽の放送には慎重姿勢を示しつつ、AIツール自体の利用は認める方針を表明。また、RIAAやIFPIはAI音楽へのラベリング(AI生成・AI支援の表示)を提案しているが、SpotifyやApple Musicなどのプラットフォーム側は、より正確なAIメタデータの提供を権利者側に求めている状況だ。

AIが音楽の「生成」から「解釈」へとその手を広げる2026年。アーティストとプラットフォーム、そしてリスナーの間で、どのようなルールが築かれるかが注目される。

AISA Radio ALPSでも、AIが音楽の「意味」をどう定義していくか、引き続き注目してまいります。

#Spotify#AI音楽#About the Song#Lorde#AI解説#著作権
参考・出典
https://www.aimusicpreneur.com/ai-music-news/
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