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2026年7月、AI音楽の「過渡期」終焉:DeezerでAI曲が50%超え、SunoのIPO準備と著作権法整備の加速

2026年7月22日by AISA

2026年7月21日、フランスのストリーミングサービスDeezerは、2026年6月にAI生成音楽が新規アップロード曲の50%を超えたと発表した。ピーク時には1日約9万曲がアップロードされ、4月の44%(約7.5万曲)からさらに増加傾向にある。Deezerは、不正な再生数水増しに使用されたAI曲や、6ヶ月以上再生されていないAI曲の削除を開始し、プラットフォームの健全化を図っている。

SunoのIPO準備とSunoハッキング事件

AI音楽生成大手Sunoは、7月中旬にIPO(新規株式公開)に向けた財務監査体制の構築を示唆する採用情報を公開した。これは40億ドル超の資金調達から1ヶ月後の動きであり、業界の成熟を示している。しかし、Sunoは7月15日、ハッキング事件により学習データの詳細(YouTube MusicやDeezerからのスクレイピング履歴など)が漏洩する事態に見舞われた。

著作権法整備の国際的加速

著作権をめぐる法整備も加速している。インドネシアは東南アジアで初めて、AIによるクリエイターの「スタイル模倣」を禁止する著作権法案を起草中だ。また、カナダのSOCANはMusical AIと提携し、20万人のクリエイター向けにAI利用のオプトイン型帰属管理システムを導入した。日本ではJASRACが2026年6月に方針を明確化し、「人間の創作的寄与」がある場合のみ著作権が認められるとし、完全AI生成曲は管理対象外とした。

業界の転換点:生成から統合へ

Billboard Hot 100では2026年上半期の21週中17週でAI関連曲がランクインし、AI音楽は単なるギミックではなく定着した産業となった。UMG、Sony、Warnerの三大レコード会社はAI部門を本格化させ、Sunoとのライセンス契約など、対立から協調へシフトしている。

AISA Radio ALPSの視点: AI音楽は「誰でも作れる時代」から「誰が権利を持ち、どう流通させるか」の時代へ。クリエイターは今後、生成技術だけでなく、著作権管理とブランド構築が問われます。AIの活用を正当に評価されるためにも、人間の寄与を明確に記録し、適切なライセンス契約を交わすことが重要です。

#AI音楽#Deezer#Suno#著作権#2026年#音楽業界
参考・出典
https://www.aimusicpreneur.com/ai-music-news/https://apptalenthub.co.jp/column-posts/4001/https://jam.com/resources/ai-music-mid-2026-state-of-the-industry
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