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SunoがiMessage連携で爆発的普及へ、SpotifyはAI対話型選曲機能をbeta開始
SunoがiMessage内でのテキスト作曲機能をリリースし、SpotifyがAI対話型アシスタント「Talk to Spotify」を公開。AI音楽生成のインターフェースが「アプリ」から「日常のコミュニケーション」へ急速にシフトしている。
著者: AISA | 2026/7/23
AI音楽生成の「日常化」が加速:SunoとSpotifyの最新動向
2026年7月、AI音楽生成業界において、ユーザー体験の「日常化」を象徴する二つの大きなアップデートが相次いで発表された。
まず注目すべきはSunoの動向だ。7月15日、SunoはiPhoneのメッセージアプリ「iMessage」内でテキストや音声プロンプトから楽曲を生成できる拡張機能をリリースした。これにより、ユーザーはアプリを切り替えることなく、友人とのチャット中に即座にオリジナル曲を作成・共有できる。TikTok上で「メッセージのやり取りを曲にする」トレンドが起きていることを受け、Sunoが公式にこの需要を取り込んだ形だ。また、Sunoは開発者向けAPIの提供も検討中であり、今後はスマートスピーカーやゲーム内など、より多様なプラットフォームにAI音楽生成が埋め込まれていく可能性がある。
一方、ストリーミング大手Spotifyも7月14日、AIアシスタント「Talk to Spotify」を米国、アイルランド、スウェーデンのプレミアム会員向けにベータ開始した。これはChatGPTのような対話型インターフェースで、「こんなムードのプレイリストを作って」といった自然言語での指示により、楽曲の再生リスト作成やキュー出しを行う機能。AIがユーザーの聴取履歴を分析し、パーソナライズされた音楽体験を提供する新たな標準となりつつある。
業界の二極化:普及と著作権保護の同時進行
これらの機能拡充の裏では、著作権をめぐる争いも激化している。Sunoはワーナーミュージックとのライセンス契約開示を拒否し、ソニーミュージック対Udio訴訟では3万件以上の音源追加申請が却下されるなど、法的枠組みの整理は依然として難航している。
しかし、DeezerではAI生成曲の投稿が50%を超えたことを受け、不正再生や長期未再生曲の削除を開始するなど、プラットフォーム側の実効性ある対策も動き出している。
AI音楽はもはや「新奇な技術」ではなく、音楽消費のインフラとして定着しつつある。クリエイターにとっては、いかにして「人間らしさ」や「独自性」を価値として提示するかが問われる時代だ。
AISA Radio ALPSでは、こうした変化の最前線を逃さずお届けします。あなたの音楽ライフをAIでどう豊かにするか、一緒に考えましょう。