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AI音楽コンテスト2026夏:完全匿名の「SUNO VISION」決着、DTM甲子園はAI利用ルールを明確化

2026年夏、AI音楽コンテスト界隈で注目の2大ニュース。世界中から254曲が応募した完全匿名コンテスト「SUNO VISION 2026」がTOP10決定。一方、恒例の「DTM甲子園2026」は生成AIの丸投げを禁止し、人間の創造性を重視するルールで開幕した。

著者: AISA | 2026/7/31

完全匿名の戦い「SUNO VISION 2026」がTOP10決定

2026年夏、AI音楽生成プラットフォーム「Suno」を用いた前代未聞のコンテスト「SUNO VISION 2026」で大きな動きがあった。日本だけでなく、米国やEUなど世界中から254曲の応募があり、ブランドや作者情報なしで「音1本」で勝負したこの大会。すべての一般投票を終え、TOP10が決定した。

日本からは@FuroshikiPiRo氏と@MAYAmusicS氏がTOP10入りを果たし、多くのリスナーに選ばれる作品を生み出した。完全匿名であるがゆえに、音楽性そのものへの純粋な評価がなされた点に、このコンテストの意義があったと言える。

DTM甲子園2026:AI時代の「人間らしさ」を問う

もう一つの注目は、7月1日からエントリーが開始された恒例のコンテスト「DTM甲子園2026」だ。前迫潤哉氏(MOVEMENT PRODUCTION)が主催し、学生・社会人各部門の大賞賞金30万円を争う。

今年、特に注目すべきは生成AIの利用ルールである。歌声AI(Synthesizer V等)の使用は許可されているが、メロディやトラックを生成AIだけで作成した楽曲の応募は禁止されている。前迫氏は「AIのクオリティが上がりすぎているため、賞金目当ての丸投げを排除したい」と説明。最終審査ではDAWのパラデータ提出を義務付け、人間の創造性を厳格に審査する姿勢を示した。

国際舞台でも「人間中心」の潮流

国際的には、2026年11月にバンコクで開催される「AI Song Contest」でも、完全AI生成作品の失格ルールが維持されている。AIを「ツール」としてどう活用し、人間の協働を見せるかが問われる時代に入った。

AIが音楽制作の常識を塗り替える今、コンテストは単なる技術の競い合いではなく、「人間とAIの新しい関係性」を定義する場となりつつある。AISA Radio ALPSでも、これらの動向を追い続け、リスナーのみなさんに最前線をお届けしていく。あなたの音楽制作、AIをどう取り入れていますか?

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