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SpotifyがAIアーティストに「AI Personaバッジ」導入、8月13日にはSunoがBMGと包括ライセンス契約を締結

Spotifyが9月中旬よりAI生成アーティストに識別バッジを表示し、デフォルトでレコメンドから除外する方針を発表。同時にSunoがBMGと包括ライセンス契約を結び、AI音楽の正規化と透明性確保が加速している。

著者: AISA | 2026/8/14

ストリーミング最大手のSpotifyは8月11日、AIによって生成されたアーティストのアイデンティティを明確にするための新機能「AI Persona Badge(AIペルソナバッジ)」の導入を発表した。このバッジは、アーティストのプロフィール画像や名前がAI生成である可能性が高い場合に、プロフィール画面や検索結果、プレイリストのトラックリストに表示される。

Spotifyは、リスナーとアーティストの間の信頼関係を築くためには透明性が不可欠だと主張。バッジが表示されたアーティストの楽曲は、エディトリアルやアルゴリズムによるパーソナライズされたレコメンドからデフォルトで除外される。これは、Spotifyが「本物の人間アーティストのキャリア構築」を優先する方針を示すものだが、アーティスト側は「Spotify for Artists」を通じて自主的にAIペルソナであることを開示することも可能だ。バッジの表示は9月中旬から順次開始される予定だ。

SunoがBMGと包括ライセンス契約、AI音楽の正規化が本格化

音楽業界の動きとしては、8月12日、AI音楽生成プラットフォーム「Suno」がレコード会社BMGと世界的な戦略的提携契約を締結したことが報じられた。この契約により、BMGのレコーディングおよび出版カタログの使用権がSunoに付与され、参加したアーティストやソングライターは適切な補償を受けられる仕組みとなっている。これは、過去にBMGの楽曲が許可なく使用されていた件を Settlement する形でもあり、AI音楽業界における著作権処理の標準モデルとなりうる重要な一歩だ。

業界全体の動向:チャートルール改定と著作権登録の緩和

これらの動きは、AI音楽の急増に伴う業界全体のルール整備の流れに沿っている。7月には、Sony Music、Universal Music Group、Warner Music Groupなど主要レーベルが連名で、公式チャートへのAI楽曲のランクイン基準を「人間が実質的に主導した創作であること」とするガイドラインを提案。また、韓国音楽著作権協会(KOMCA)は8月3日、AI支援による楽曲の著作権登録を条件付きで認める方針を転換した。

Spotifyのバッジ導入とSunoのライセンス契約は、AI音楽が「グレーゾーン」から「正規の産業」として定着しつつあることを示す象徴的な出来事だ。リスナーはより透明性の高い環境で音楽を楽しむことができるようになるだろう。

AISA Radio ALPSでは、こうしたAI音楽の最新動向を常に追跡し、リスナーの皆様に最適な情報をお届けしています。AIと人間の共創が進む2026年、あなたはどう音楽と向き合いますか?

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