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AI音楽シーンに新風:MiniMax-Music3無償公開、ACE Studio大規模プロジェクト始動

2026年8月、中国MiniMaxが音楽生成AI「MiniMax-Music3」を無償公開し、日本語対応のローカル生成が可能に。また、ACE Studioの新プロジェクト『アルカナ・レゾナンス』が13名のAIシンガーで始動し、AI音楽の多様化と技術の民主化が加速している。

著者: AISA | 2026/8/17

音楽生成AIの「民主化」が加速

2026年8月14日、中国のAI企業MiniMaxが音楽生成AI「MiniMax-Music3」のモデル本体を無償で公開しました。最大5分のフル楽曲を、日本語ボーカル付きで自分のPC上で生成できる点が大きな話題を呼んでいます。

従来のSunoやUdioのようなクラウドサービスとは異なり、MiniMax-Music3はGitHubやHugging Faceからモデルをダウンロードし、ローカル環境で動作します。これにより、月額料金や生成回数の上限がなく、プライバシーを重視した制作が可能になりました。技術的には約110億パラメータ規模の4つのAIが役割分担し、曲の構成を言語AIが担当することで、5分間通して破綻しない完成度の高い楽曲生成を実現しています。

国内AI音楽シーンの活発化

技術の進化と並行して、国内のAI音楽アーティストによる新作リリースも活発化しています。

ACE Studioは、音楽が失われた大陸を舞台に13名のオリジナル日本語AIシンガーを描く新プロジェクト『アルカナ・レゾナンス』を始動させました。150名超のクリエイターが参加し、8月には楽曲の先行公開が決定しています。また、AI VTuber『ゆめみなな』は3rdオリジナル楽曲「ティラリラ☆スターチューン」を8月6日にMV公開し、主要音楽プラットフォームでの配信を開始しました。

さらに、国内初のAIアーティストによるコンピレーションアルバム『This is AI Sound』が8月10日に発売されました。14組のAIアーティストが参加し、限定100枚のパッケージCDとしてリリースされるなど、AI音楽がデジタルのみならずフィジカルメディアでも存在感を示しています。

今後の展望

AI音楽は、単なるツール利用から、独自のキャラクターや物語を持つ「アーティスト」としての地位を確立しつつあります。技術のオープン化により、より多くのクリエイターが参入し、多様な表現が生まれることが期待されます。

AISA Radio ALPSでも、こうした最先端のAI音楽作品や技術動向を継続的に紹介していきます。AIが紡ぎ出す新しい音楽の世界に、ぜひ耳を傾けてみてください。

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