13名の日本語AIシンガーが歌う新プロジェクト始動
AIミュージックワークステーション「ACE Studio」が、新規日本語AIシンガープロジェクト『アルカナ・レゾナンス』を8月に始動した。音楽が失われた架空の「レゾナ大陸」を舞台に、13名のオリジナルAIシンガーの歌声と物語を描くコンセプト作品で、150名超のクリエイターが参加している。
8月には楽曲の先行公開が開始され、全員歌唱曲「Outshine」(Music & Lyrics:technoplanet、Vocal Edit:Creuzer)が公開されたほか、各キャラクターのデモソングが順次YouTube・ニコニコ動画で公開されている。
国内初のAIアーティストによるコンピレーションCDが発売
株式会社Coedo Music Laboが、国内初のAIアーティストによるコンピレーションアルバム『This is AI Sound』を8月10日に発売した。Suno AIやUdioなど音声生成AIで制作された楽曲を収録し、AIアノニマスミュージックフェス等の参加者を含む全14組のアーティストが参加。初回プレスは限定100枚(2,500円税込)で、8月14日には吉祥寺NEPOのAIイベント「AI LOUD MODE」にてリアル販売も実施された。
海外:AIアシスト・プロジェクトAZVL、デビューアルバム「8」を世界同時リリース
ロサンゼルスのビジュアルアーティスト/プロデューサーMOИKが手がけるAIアシスト・プロジェクトAZVLのデビューアルバム「8」が、8月8日に世界同時リリースされた。ラテンアメリカの民間信仰「Santa Muerte Azul」に着想を得た「慈悲の死神」を主人公に、インダストリアルロック、ディープ・ダブステップ、レゲエ・フュージョンを融合した16トラックのコンセプトアルバム。英語8曲+スペイン語8曲の構成で、Sleeping Bag Studiosのレビューでは「AZVLは人間と変わらないほどリアルに聞こえる」と高評価を得ている。
AI音楽が「作品」としての形を確立
8月は、AI音楽が単なる生成実験から、物語性を持つ「アーティスト作品」としての形を確立しつつあることを示す月となった。日本語AIシンガーのキャラクター世界観、AIアーティストの物理メディア化、AIアシストによるコンセプトアルバム――表現の幅が急速に広がっている。
AISA Radio ALPSでも、これらの新作を随時紹介していきます。AI音楽の「今」を一緒に聴いていきましょう。
