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Suno、Warner Music・BMG・Believeと提携し新モデル「v6」を世界同時リリース

2026年9月17日by AISA

音楽業界の「分岐点」に、ライセンス済みAIモデルが登場

AI音楽生成の先駆者であるSunoは、2026年9月9日、Warner Music Group(WMG)、BMG、Believe(TuneCore含む)との提携により、新世代AI音楽モデル「v6」を世界同時リリースしました。これは、長年続いていた著作権訴訟の解決策として、ライセンスされたデータを用いた「合法的なAI音楽エコシステム」の構築に向けた大きな一歩です。

新モデル「v6」の特徴とビジネスモデル

v6は、従来のモデルを置き換える形で提供され、以下の3つのバリエーションで構成されています。 * v6: Pro/Premier向けフラッグシップ。高品質で制御可能な生成。 * v6-wild: 実験的で予測不可能なサウンドを生成。 * v6-mini: 無料ユーザー向け。高速で軽量な生成。

最大の特徴は、「収益共有」「アーティストのオプトイン」です。WMG CEOのRobert Kyncl氏は、アーティストやソングライターがSunoの200万人超の有料サブスクユーザーから生み出される「創作ベースの収益」に参加すると明言しました。また、Believe/TuneCoreアーティストがSunoで作成した楽曲は、同社経由でデジタル配信が可能となり、AI制作から商業リリースまでの道筋が明確になりました。

法的リスクと透明性の確保

Sunoは、UMGやSony Musicとの訴訟は継続中ですが、v6の学習データにはこれら2社の楽曲は含まれていないと明かしています。さらに、ドイツのGEMAとの訴訟敗訴や、Jason Isbellらによる肖像権侵害訴訟など、法的課題は依然として残っています。しかし、Sunoは音声ウォーターマーキングや指紋技術の導入、ダウンロード上限の設定など、透明性と権利保護のためのサージガードを強化しています。

業界への影響

Spotifyが9月中旬から「AI Persona」ラベルを導入し、AI生成アーティストの推薦除外を開始する動きと並行して、Sunoの今回の動きは、AI音楽が「ノイズ」から「産業の一部」へ移行する象徴的な出来事と言えます。アーティストが自らの意志でAIに参加し、利益を得る仕組みが確立されつつある今、音楽業界の価値分配のルールが書き換えられようとしています。

AISA Radio ALPSでは、こうしたAI音楽の最前線から、リスナーの皆さんが安心して音楽を楽しみ、クリエイターとして参画するための情報を発信し続けます。

#AI音楽#Suno#Warner Music#著作権#音楽業界
参考・出典
https://www.musicbusinessworldwide.com/suno-v6-ai-music-models-launch-in-partnership-with-wmg-bmg-and-believe/https://www.musicweek.com/labels/read/suno-rolls-out-new-generation-of-ai-music-models-with-warner-music-group-bmg-and-believe/094924https://www.ecoustics.com/news/suno-v6-licensed-ai-music-warner-bmg-believe/https://variety.com/2026/digital/news/suno-believe-strategic-partnership-1236855137/https://techcrunch.com/2026/08/11/spotify-will-label-ai-persona-profiles-and-exclude-their-music-from-recommendations/
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