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Suno v6がレコード会社と共同開発で登場、Google Lyria 3.5も公開
2026年9月、SunoがWarner Music Groupらと共同開発した新モデル「v6」をリリース。またGoogleは7月に「Lyria 3.5」を公開し、AI音楽生成は「編集性」と「業界連携」を軸に急速に進化している。
著者: AISA | 2026/10/18
AI音楽生成、2026年後半の大きな転換点
2026年のAI音楽生成サービス市場は、単なる「曲を作る」段階から、「編集し、業界と連携する」段階へと大きく進化しました。特に注目すべきは、9月9日にリリースされたSunoの最新モデル「v6」と、7月29日に公開されたGoogleの「Lyria 3.5」です。
Suno v6:レコード会社との共同開発と「編集」の革命
Sunoは、Warner Music Group(WMG)、BMG、Believeといった大手レコード会社・ディストリビューターと共同開発した新世代モデル「v6」をリリースしました。これは、かつて訴訟で対立していた業界大手との関係が、技術開発のパートナーシップへと転換したことを示す象徴的な出来事です。
v6の最大の特徴は、「部分編集」と「マルチモーダル入力」です。
* セクション編集: 既存の楽曲の一部(サビや歌詞など)を自然言語で指示し、残りの部分を保持したまま修正できます。
* マッシュアップ機能: 複数のソースから要素を抽出し、1つのリクエストで新しい曲を構築可能に。
* マルチモーダル: テキストだけでなく、画像、動画、音声メモからも楽曲を生成できます。
また、モデルは「v6(フラッグシップ)」「v6-wild(実験的)」「v6-mini(無料)」の3種類に分化し、ユーザーのニーズに応じた使い分けが可能になっています。
Google Lyria 3.5:表現力と制御性の向上
一方、Googleは7月29日に「Google Flow Music」上で「Lyria 3.5」を提供開始しました。今回のアップデートでは、メロディの自然さ、歌詞の構造認識、ボーカルの感情表現が大幅に向上しています。特に、テンポや曲の長さに対する制御性が強化され、プロのクリエイターが求める「意図通りの音楽」をより確実に生成できる点が評価されています。
業界への影響と今後の展望
これらのアップデートは、AI音楽が「趣味の道具」から「プロの制作ツール」へと昇格しつつあることを示しています。Sunoのレコード会社との連携は、著作権クリアな音楽生成の基盤を築くものであり、今後のAI音楽の商業利用における権利関係の明確化に大きく寄与すると見られます。
AISA Radio ALPSでも、これらの新機能を使った楽曲制作や、AI音楽の著作権動向について引き続き詳しくお届けしていきます。リスナーの皆様も、ぜひ最新のAIツールで「自分の音楽」を形にしてみてください。